FP3級の勉強時間ってどのくらい必要なの?
ワーママで時間がなくてもFP3級って受かる?
具体的な勉強方法も知りたい!
こんな悩みを解決できる記事になっています!
実際に私もこの方法を実践したことで仕事と育児をしながら1ヶ月でFP3級に合格出来ました。
この記事でご紹介する勉強方法を実践すれば、お金の知識がない人、時間がない人でも1ヶ月でFP3級に合格できますよ!
FP3級の勉強時間はどのくらい必要?
結論、人によって勉強時間は変わってきます。
知識がまったくない人と、金融関係の仕事をしている人の知識の差があるからです。
たとえば、保険会社で働いていたら保険の分野の知識はもともとあるから、勉強時間は減りますよね。
しかし金融の知識がない人は、ほぼすべての内容を初見で頭に入れないといけないため時間がかかります。
FP3級の勉強時間は100時間必要
一般的にはFP3級を取得するためには100時間必要と言われています。
初見の内容が多いので、ことばを理解するのにも時間がかかります。
わたしは「債権って?」「元本って何?」っていうところからスタートでした(笑)
数字も3分の2や3分の4など細かいところを覚えることに苦労しました。
わたしの場合は看護師なので介護保険などについてはなじみがあったため、約75時間で合格できました。
勉強スケジュールは後に紹介しています。
2児ワーママの勉強時間の作り方
「時間があるときに勉強しよう」は絶対ダメ!
自分で時間を確保していきましょう。
年少と小1の子供がいて、平日は9時〜17時まで仕事をしています。
子供の対応や家事をしているとなかなか勉強時間がとれません。
わたしが実際にやっていた勉強時間の作り方を紹介していきます。
隙間時間を見つける
1日の隙間時間は平均1時間ほどあると言われています。
家事などを終えてホッとしているときにSNSやテレビを見ている時間はありませんか?
わたしは好きなアイドルのSNSや動画を見ている時間が長かったので、その時間をすべて勉強時間にしました。
SNSやテレビを見ている時間を勉強時間にあてるだけで1時間は確保できそうですね。
朝早く起きる
朝活は誰にも邪魔されず集中できるので1度試してほしいです。
子どももまだ寝ているのでがっつり集中して勉強できます。
わが家は子供が5時半に起きてきて、6時にはみんな準備を始めます。
そのため4時半~5時には起きて勉強をしていました。
また前日の寝る前に、起きたらやることを明確にしておくとGOODです!
「なにしようかな」と悩んでいると、せっかくの貴重な時間がもったいないです。
旦那さんに協力してもらう
旦那さんにも家事や子供の対応をやってもらいましょう。
勉強をしていない時でも1人ですべてをこなすのは大変ですよね。
まず自分がFPを取得したい熱意を伝えて、旦那さんにも協力してほしい旨を伝えましょう。
わたしの場合はどうしても集中したいときは事前に「20時~21時は勉強したい」などと伝えていました。
勉強もしながら家事育児を1人でしようとせず、旦那さんにも協力してもらいましょう。
1ヶ月でFP3級を合格した勉強方法とスケジュール
1~2週目:「過去問道場」で問題に慣れる
「過去問道場」でとにかく問題に慣れることから始めました。
引用:FP3級ドットコム - 過去問題を徹底解説 (fp3-siken.com)
科目ごとに出題される設定にしておくと、1科目が終わるときにはある程度、知識が定着しています。
過去問を解いてわからないところはテキストを見ながら周辺の知識も一緒にインプットすると、点ではなく面で理解できます。
FP3級は過去問から出題されることが多いため、「過去問道場」をやりこんでおくことをおすすめします。
いきなり問題を解いても✕ばっかりですが、「自分が分からないところが分かった」とポジティブにとらえながら進めていってみてください。
1~2週目:通勤中は耳学
聞いていたのは「ほんださん」のYouTube。
FP試験の全受験生に心からおすすめしたいです。
テキストを1人で読んでいるだけだと、頭に入っているようで入っていない…。
とにかく解説が分かりやすく、ほんださんのおかげで合格できたと言っても過言ではないです。
通勤中や料理中など、とにかく手が使えない時は耳を使って時間を無駄にしないようにしましょう。
3~4週目:過去問を解く
実際に本番形式の過去問を解いてきます。
・時間を計りながら一通り問題を解いて、本番焦らないようにする
・今までの知識が本当に定着しているのか確認
・実力の把握
時間を計りながら一通り問題を解いて、本番焦らないようにする
本番試験では学科90分、実技60分と時間が決まっています。
自分はどのくらいで問題が解き終わるのか知っておきましょう。
今までの知識が本当に定着しているのか確認
この時点で「過去問道場」を使って相当な問題数をこなしてきていますが、最初の方に覚えたことを忘れてしまっているかもしれません。
ここで過去問を解きながらもう一度確認しておきましょう。
実力の把握
今の自分は何点くらいとれる実力があるのかを知ることも大切です。
わたしはこの時点で合格点はとれていたので、今の知識を忘れないように勉強していました。
日本FP協会は公式HPで過去問があるので、印刷やダウンロードをして解いていきましょう。
必要なテキスト
LECのテキスト
LECのテキストはとにかく使いやすいです。
・イラストや図があり理解しやすい。
・頻出度があるため効率よく勉強できる。
・「ほんださん」YouTubeが監修している。
イラストや図があり理解しやすい
数年前にFP3級の勉強をしていた時の別のテキストは文字が多くて分かりにくく、勉強を断念。
LECのテキストに変えてからは、テキストを読みながら寝ちゃうことも無くなりました(笑)
頻出度があるため効率よく勉強できる
内容が細かくて覚えられないところは出題度を確認して、捨て問題にしていました。
「ほんださん」YouTubeが監修している
YouTubeで解説するときもテキストの図を使うことがあるため、テキストに書き込みしながら使えます。
1回聞いただけではわからなかったところは、ほんださんが話していることを書き込んで見返したときに分かるようにしていました。
独学で勉強するときの注意点
暗記だけはNG
FP3級の勉強は理由や背景を考えながら勉強しましょう。
もし本番試験中に緊張して頭が真っ白になったら何も思い出せなくなってしまいます。
しかし理由や背景を考えながら勉強しておけば、「考えれば答えを導き出せる」状況が作り出せます。
わたしは金利の動きを覚えるのがすごく苦手でした。
しかし個人や企業、日銀などの行動を考えながら勉強したらスッと頭に入ってきました。
細かい数字や年数などがたくさん出題されるので、理由を考えながら勉強したほうが結果的に早く覚えられます。
暗記するしかないところは旦那さんに問題を出してもらいながら覚えていました。
インプット・アウトプットを効率よく繰り返す
問題を解きながら、わからないところはすぐにテキストを見ながらインプットしていきましょう。
テキストだけ読んでいる(インプット)、ただただ問題を解き続けている(アウトプット)。
これでは効率が悪いです。
例)普通借地権の契約年数の問題で間違えたら、テキストを見て、周辺の知識(定期借地権の契約年数や契約方法など)を一緒に確認する。
このように勉強していくと、周りの知識も一緒に覚えられるので頭に残りやすいです。
FP3級の合格率はどのくらい?
日本FP協会の合格率
学科 | 実技 | |
2024年1月 | 83.14% | 86.56% |
2023年9月 | 74.78% | 77.67% |
2023年5月 | 88.25% | 86.83% |
2023年1月 | 85.25% | 88.34% |
2022年9月 | 80.78% | 84.44% |
参照:2022年9月実施3級FP技能検定試験結果 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
きんざいの合格率
学科 | 実技 | |
2024年1月 | 46.40% | 48.61% |
2023年9月 | 37.19% | 57.87% |
2023年5月 | 54.13% | 59.80% |
2023年1月 | 56.00% | 50.95% |
2022年9月 | 43.41% | 49.46% |
参照:一般社団法人 金融財政事情研究会 (kinzai.or.jp)
2団体の違い
日本FP協会ときんざいの2団体がFP試験を実施しています。
取得できる資格自体は同じものなので安心してください!
実技試験の内容が違う
FP試験には学科と実技があり、学科はどちらの団体も同じ内容です。
実技のみ内容が違います。
日本FP協会は「資産設計提案業務」。
きんざいは「個人資産業務」か「保険顧客資産相談業務」のどちらかを選択します。
これ以外についてはほぼどちらの団体を選んでも同じです。
FP3級を取得するメリット
幅広い業種で活躍できる
銀行や保険会社、士業(弁護士や税理士)などの業種で使えます。
しかしFPが仕事で有利に役立つにはFP2級を取得しておいたほうがいいでしょう。
実際に求人をチェックしてみるとFP2級以上と書かれていることが多いです。
FP2級に受験できる
FP2級はFP3級に合格しているか、FP業務に関して2年以上の業務経験がないと受験できません。
就活などでFPを取得したい人は2級まで取りましょう。
わたしの場合は3級を合格した時点で「もう少し詳しいところまで勉強してみたい」と思い2級も取得しました。
いずれにせよFP3級を取得することで2級の受験資格を得られるので、ぜひ上位級に挑戦してみてください。
FP3級 勉強方法のまとめ
必要な勉強時間は100時間程度。
ワーママでも隙間時間を利用して時間は作れます!
まずはSNSやテレビを見ている時間を、勉強にあててみましょう。
1~2週目:「過去問道場」で問題に慣れる。通勤中は耳学。
3~4週目:過去問を解く
おすすめの勉強テキストはLEC!
イラストや図、色合いなどが初心者向けで読みやすいです。
FP解説の「ほんださん」が監修しているため、効率よく勉強できます。
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